Vol. 57 2005.9.10 |
9月の「みんなでバドミントン」へ参加 | ||||||||||||||||
9月9日(金)、9月の障害者総合スポーツセンターの「みんなでバドミントン」へは、クラブより6名が協力参加しました。秋の気配も出始め、夕方などは随分としのぎ易くなりました。 そんな中、相変わらず体育館には多くの参加者が集まり、センターの指導者も2時間の時間をどの様に上手く使って皆さんに楽しんでもらうか、とても苦労している様子が手に取るように判りました。 会場には、今月も日本体育大学の研修生達が数名参加して、センター職員のアシスタントとして動き回っていました。彼等の単位の中に、スポーツボランティアは必須科目であり、極めて高度なスポーツ知識を有していないと対応しきれない局面もしばしばある事を学んでいると思います。全員が3年生という事で、若さに加え流石に身体能力の高さを持っていると感じました。羨ましい限りです。 簡単な準備運動の後、ちょっと危険かなと思える人数での基礎打ち練習に続いて、プラスチックサークルやターゲットバードゴルフに使う傘を逆さにした様なホールを利用し、シャトルをコントロールしてその的へ入れるという遊びを取り入れながら、ランダムにチームを組んで競い合いました。何等かの理由で障害を持たれている方々の、バドミントンに対するモチベーションを高める為には、とても有効な練習方法・意識高揚であり、健常者との「ふれあい」を持つというこの開放事業の主旨からしても、非常に有意義であると思います。一瞬一瞬の皆さんの表情が輝いて見えました。 翌日10日には、センターで初心者を対象とした「バドミントン大会」が開かれるとあって、大会に参加する皆さんが真剣に練習されている姿が印象的でした。隋所で目標を持たせていくセンターの企画力は勿論ですが、臆せずそれを目標にチャレンジしていく皆さんの姿は清々しさを覚えました。 そして11月26日には、滝野川体育館で健常者も含めたバドミントン大会が開催されるそうで、その大会にはセンターは勿論のこと、北区も積極的に「障害者スポーツ」へ関わるそうです。皆さんが大いにチャレンジ精神を表に出して参加される事を期待し、新たな地域への自立参加が出来るような環境が築かれていく事を願っています。 都立障害者総合スポーツセンターが北区十条台にありながら、これまで北区地域との関わりを中々スムーズに持てなかった実情を顧みると、新たな活動環境がスタートしていくきっかけが出来つつあるのだと思います。これはセンター職員の方々が、様々な手法で地域へアプローチしてきた努力の結果なのでしょう。 地域で活動する私達クラブも、その一翼を担って協力させていただいている事を誇りに感じています。 今月も協力し参加して下さったクラブメンバーにはお疲れ様でした。そして有難うございました。 次回は、10月14日(金)午後6時30分から開催されます。 尚、9月の「みんなで卓球」は、9月17日(土)午後1時から3時まで行われます。 今後もクラブの仲間たちのご協力宜しくお願い致します!
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東京都障害者総合スポーツセンター |